Saturday, July 22, 2006


松下電器産業 LUMIX DMC-L1

CAMERA:E-300
LENSE:LEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm/F2.8-3.5 ASPH.
ISO400 1/4 f3.5 絞り優先AE +1.0EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

と、いうわけで、フォーサーズ陣営第二の刺客、松下電器産業(株)謹製のL1であります。それはまぁどうでもいいとして、付属レンズ。これがよく見るとすごいスペック。50mm端で0.29mmまで寄れる。あーた、換算100mmで0.29まで寄ったら、ほとんどマクロレンズですよ。んでもって、それで、ブレない(驚

んで、そのLeicaレンズ、E-300につけてしまいました…これぞ和魂洋才(違 Ver.1.4のファームは暗所でのAF性能が向上しているとの噂どおり、ときのんの暗い店内でびしばしピントが来ましたよ。これぞ適材適所(謎 問題はいまだ価格不明という…中古で単品で出るとかあるのかなぁ…この写真は50mm端で撮影。もちろん、手持ち。もちろんAF。1/4でぴたっと止まる。

あーた、135判のころ、100mm手持ちで30cmまで寄ってブレずに撮れましたか?

おすすめ度:☆☆☆☆☆(現時点では唯一の手ぶれ防止機能つきフォーザーズレンズ。他に代えられない性能を評価すれば五つ星は必然。できれば単なるライカブランドじゃなくてErnst Leitz Wetzlar-Fukushimaとかいうバカブランドで出してほしかった…)

Pass-a-way

CAMERA:E-300
LENSE:FUJI-PHOTO-FILM FUJINON 55/f2.2
ISO1600 1/15 f2.2 絞り優先AE +2.0EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

で。いつものように意地悪く街灯を撮影。さすがにパープルフリンジが出てしまうので、こういう撮影をカラーでこなすのは無理っぽい。モノクロにする場合は無視すればよく、下手にいじると黒い縁取りができてしまうので注意が必要かも。この写真は…ちょっと露出オーバーですねん…+2.0EVって、おかしいから。

でも、まぁ、変なフレアやみっともないゴーストが出てこないのはさすが。FUJINONの名に恥じぬ写り具合。でも、もう少し繊細に写ってくれるとさらにムードが出るんですけどねー。昼間の作例のほうがはるかによいです。たぶんこのレンズ、夜には向きません。ハイ。でも、ムード出てるでしょ?

神田万世橋界隈

CAMERA:E-300
LENSE:FUJI-PHOTO-FILM FUJINON 55/f2.2
ISO100 1/80 シャッター優先AE +1.0EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

FUJIのM42レンズの中でも最廉価レンズの一本である55/2.2。ナニ用の標準レンズだったかは忘れてしまいましたが(AZ-1ではありません。あれはズームマンの名が示すとおり標準レンズはズームでした)とにかくプラプラのチープなつくりで泣かせてくれますが、話によるとこれでもよく写るとか。

で、実写。確かにピントが来ているところはよく写っている。しかし、なんかおかしい…必死に絞り込んでいるのにピントが深くならないよこのレンズ…変なレンズだなぁ…ポケはきれいじゃないのでピントが薄くても立体的描写に役立つということもないしな…ちょっと扱いにくいかも。

おすすめ度:☆(フジカ信者向け。フジカはとにかく最高だと信じている人向け。自分は…EBCついてないとちょっと…)

Friday, July 21, 2006


つり荷の下に入るな

CAMERA:E-300
LENSE:Carl Zeiss Distagon 35/f2.8
ISO400 1/10 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

銀座のDiorビルの隣は再開発中。銀座とは思えないような光景。

地下鉄四ツ谷駅

CAMERA:E-300
LENSE:Carl Zeiss Distagon 35/f2.8
ISO100 1/20 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

空の雲を見せながら敷石を潰さないようにすると…むずかしー(^o^; 空と敷石のあおりで中間調のグレーが平板になったなぁ…精進精進。空を飛ばしてしまうと簡単なんですが…

銀座三越前

CAMERA:E-300
LENSE:Carl Zeiss Distagon 35/f2.8
ISO100 1/15 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

銀座の松坂屋のカメラ市の帰りに一枚。輸入カメラ協会ではないほうのカメラ市は年々寂れてゆく。品揃えが悪いうえに、(いろいろな意味で)ジャンクみたいなカメラが銀座価格で並んでいたら、そりゃ誰も買わんわな…スズキカメラが牽引してくれているせいか、全体的にコニカ度の高いカメラ市なのはいいけど、それでもあれでは買えません。はい。

Thursday, July 20, 2006


四谷交差点

CAMERA:E-300
LENSE:Carl Zeiss Distagon 35/f2.8
ISO100 1/125 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

Rollei QBM用のZeissレンズは、最初の一年間はすべてオリジナルのZeissレンズが供給されていた。次の年にローライのシンガポール工場が稼動を始めるがこの時点でもまだレンズ製造能力がないため、レンズはすべてZeiss製のまま。翌1972年にZeiss ikon-Voiktrander合資会社を買収。ここで初めてブラウンシュバイクの工場にレンズ製造設備を導入しMade by Rolleiレンズの生産体制がスタート。しかし、1973年のHFTコーティングを謳うRolleiの総合カタログにも「RolleiとZeissの共同開発により産まれたHFTコーティングが施されたCarl Zeiss製レンズ群」と記述され、また、そこに並んだレンズもすべてZeiss銘のHFT表記という微妙なスタイルをとっている(この時点ではSchneider Kreuznach製レンズはラインナップされていない)いったいMade by Rolleiがいつはじまり、またいつくらいからシンガポールで生産がはじまったのかはよくわからない。少なくとも最後期のCOLOR-ULTORONにMade in Singapore Quality controle Braunschweig 1982(Rolleiが潰れた年だ!)というラベルが貼ってある事などから、この時点ではもうZeissもOberkochenもへったくれもないような状態になっている。そもそもVoiktranderのBraunschweig工場はこの時点ではとっくに閉鎖されているし。

で、そのZeiss謹製のDistagon 35/2.8。よく写る。Zeissのレンズを取り上げるといつも同じことを書いてしまうけれど、とにかく「よく写る」ので、書くことがなくて困ってしまう。色は強く出る。これもZeissレンズ共通の特徴だと思う。フイルムでは良好な性格だったかもしれないこの色の強さはデジタルでは裏目に出る。とにかく、色のついているものはすべて蛍光色みたいに写る。全体のトーンは階調豊富で立体感ら溢れて渋いのに、色のついているものだけペンキで均一に塗ったみたいにフラットで立体感のない仕上がりになる。RAWで撮影し、気を配って現像してあげると、特には問題にならないが、おそらくJPG撮って出しだとだめなんじゃないかと。それだけが気にかかるお買い得レンズ。

おすすめ度:☆☆☆(非HFTのD35/2.8は1万円台で手に入るお買い得レンズ。ほんとはHFT版がほしいが市場に出回ってる数が極端に少ないのでこれで我慢!)

Wednesday, July 19, 2006


宣材「風」写真

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO200 1/200 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"および
RawShooter essentials 2006で現像

Adobe LightRoom(Windowsベータ)を試しました。まだ使えません。Pixmanrecの技術待ち。でも、ほんとに技術導入されるのやら。


写真はタイトルどおりのシロモノ。いまどきこんな露出はAVのジャケでもお目にかかれないw

Tuesday, July 18, 2006


金澤ゆかり(プロダクション・ハーモニー)

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO400 1/320 シャッター優先AE
RawShooter essentials 2006で現像

最後に、自分の好きな調子で。ほんとはこういう調子が好き。アンダーに見えるけどアンダーではありません。本音を言えばもう1/3アンダーでよかった…肩と鼻筋が飽和してる…うーん。E-300にも、まつげは解像しても髪の毛は絶対に団子にしてやるという画作り担当者の固い決意を感じる。ここいらはE-1を導入すると解決するんですかねー?<相場下落待ちですな

金澤ゆかり(プロダクション・ハーモニー)

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO400 1/320 シャッター優先AE
RawShooter essentials 2006で現像

今度は「今っぽい」色使いで仕上げたもの。これはもうデジそのものですな。しかし、これをヘキサノンから出すというのは元がそういう性格だから簡単だし仕組みもよくわかるけど、「あの」EFレンズから出してくるところがプロの凄いところ。「あの」EFレンズからどうやって世の中に出回ってるような「こんな感じの」写真が生まれるすかねー。自分技量未満でよくわからんです。

金澤ゆかり(プロダクション・ハーモニー)

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO400 1/320 シャッター優先AE
RawShooter essentials 2006で現像

幕が全開しなかった一枚。それを現像時にクロスプロセスで色を転ばせたもの。
っぽい、一枚。作ったわけではなく、このような元データがあり、それを現像時に特殊な(知っていれば当たり前な)プロセスで現像してみたもの。ますます銀塩っぽい感じが…(^o^;

金澤ゆかり(プロダクション・ハーモニー)

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO400 1/320 シャッター優先AE
RawShooter essentials 2006で現像

止まってるのが見つかったので一枚。RawShooter essentialsはパープルフリンジを抑止する機能がないので、全体的な色相を黄色方向に振らなければならないのが難点。ただ、黄色を足すので黒は締まるというメリットも。

Monday, July 17, 2006


金澤ゆかり(プロダクション・ハーモニー)

CAMERA:E-300
LENSE:KONICA HEXANON AR 50/f1.8
ISO400 1/320 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

と、いうわけで雨で写真が撮れないのでストックから適当に何枚か。AR 50/1.8によるポートレート。これは調子をカチンカチンにしたもの。本来のレンズの調子とは無関係であります。ご本人に何枚か見せてセレクトしてもらおうとしたら、全部「自分のイメージと違う」とかなんとか…イメージって、意味わかんないから。


右はほとんどストレートに現像したもの。ちょっとボケ気味に見えますが、これは「被写体ブレ」。金澤ゆかりを「止める」のはライブ撮影よりはるかに難しいことを実感。つーか、一瞬でいいから、止まれよ…orz

定点撮影

CAMERA:E-300
LENSE:ZENIT ZENITAR-M 50/f1.7
ISO100 1/125 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

今日は朝から雨。昨日、深川くんだりまで出張って撮影した分が、CFのFATが破壊されていて全滅という悲惨な結末の果てに雨でございます…orz もううちのVAIOは限界ですなぁ…(遠い目)

で、仕方ないので雨傘枠として初のロシアンレンズが登場。これ一枚じゃなんとも断言できませんが、写りは非常にまじめでまともでした。ただ、個性がない。先週取り上げたチノンのレンズと似たような傾向。モノコートの割には特にトラブルもなく写るので、日本のオールドレンズとかと比べても特に問題はないような。でも、お日さまの下や夜景でどんな馬脚を現すかはわからんです…

おすすめ度:保留(ベランダから数枚撮影しただけではわかりません)