CAMERA:E-300
LENSE:MC ZENITAR-M2s 50/f2.0
ISO100 1/160 F2.0 絞り優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像
と、いうわけでボディを変えて再度MC ZENITAR-M2s 50/2にトライ。なんともドリーミィな写りをするレンズなんであります。とにかく、エッジがまったく立たない。不思議なクリーミィさで魅せるレンズであります。設計者は何でこういう写りを追求したんでしょうね…
このレンズを使いこなすには「エッジが必要な被写体を撮影しない」か「硬調なフイルムと印画紙を選ぶ」のどちらかだと思うのですが、一応、まがりなりにも現代レンズなので後者、特にリバーサルのダイレクトプリント(しかも増感したブツ)を念頭において設計したのかな、という気がします。逆光には普通に強いし、パープルフリンジもよく抑えられていて、デジタルでもシビアなことを言わなければそのまま使える画質ですし。ただ、とにかくエッジだけが立たない。デジタルで撮影した時に最も気をつけなければならないことは、ノイズリダクションを「かけてはいけない」ということで、かけたが最後、Neat Inageでノイズ除去を最大にしたような「ベタァーッ」とした画になってしまいます。このレンズの使いこなしは、いかにノイズリダクションを切れるかにかかっているといえましょう。
ISO1600で思い切り荒らすとちょうどいいかな、と思える不思議系レンズです。
おすすめ度:☆☆(とにかく不思議系レンズ。色収差という一点で評価するならEF28/1.8クラスを問題にしない優秀さ。それだけに謎のほわほわ感が不思議…)
2 Comments:
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