Monday, September 11, 2006


14mm端で撮影

CAMERA:E-300
LENSE:OLYMPUS D-ZUIKO 14-45/f3.5-5.6
ISO100 1/30 f22 絞り優先AE
SILKYPIX Developer Studio 3.0Beta 0.0.9.0で現像

このレンズの描写を一言で言うと「線が太い」

E-300の画像の傾向そのものがわりと線の太いものなのだけど、それ以上にこのレンズは線の太い描写が身上となる。ワイド端を使って細部を調べると、前回取り上げたHEXAR 28mm並に何も分解していないのでたまげるが、適切なシャープネスを掛けることで線の太い「力強い」細部描写であることがわかるようになる。もうひとつの特徴は「やわらかい」ということで、線が太いのにやわらかいので、細部は潰れたように見えがちだが、ガチガチのデジタル画質とは一線を画した上手い画づくりだと思えば腹もたつまい。もちろんコントラストを強めてシャープネスをぎゅっと掛ければ似たような画にすることはできると思うが、それではこのレンズを使う意味がないと思う。そういうのはレンズメーカー製のズームにでも任せた方がいいだろう。

画質は良好だと思う。発色のよさはお世辞抜きにおすすめの項目に入ると思う。コントラストもきちんとしており、暗部が安易に潰れずにきちんと残っている(コントラストが低いわけではない)ので調子出しに気合が入る。値段に関係なく、これは悪くない描写のレンズだと思う。

しかし。。。

おすすめ度:☆(描写だけならおすすめ。しかし。。。)

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