Thursday, July 13, 2006


ふれあい謝恩の街-1

CAMERA:E-300
LENSE:COSINA Auto 50f1.7
ISO100 1/320 シャッター優先AE
Silkypix"HIMAWARI"で現像

「コシナトーン」のよく出ているような作例。やわらかくてこれはこれでいい雰囲気。このレンズそのものは絞って使うことを前提に作られたもので、ある程度絞ればまぁまぁな写真になる感じ。ただ、開けるとファインダーが壊れたんじゃないかとびっくりするくらい周辺が流れるし、絞ったら細部までびしっと解像する、というようなレンズでもない。色収差系はよく補正されており特に問題ない。パープルフリンジは薄く出るので簡単な対処が必要。歪曲は見てのとおりありますが、直せる範囲でしょう。

全体としてみると、柔らかすぎるトーンをもて余さないのなら、一応「使える」レンズだと思います。でも、似たようなコーティングを施されたCOSINON-Sが、よほどまともに写るわけで、このレンズをあえて使うとするなら、何かひとつ意図がほしいところかもしれませんね。ただそのまま写しても、作例のように「写ルんです」で撮ってサービス判で焼いたんですか?みたいな写真にしかならないと思います。それでいいというなら、それはもうそれでいいのじゃないかとは思いますが。

おすすめ度:☆(悪いとは思いませんが、別にこれを使わなくても…)

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