Monday, July 10, 2006


CAMERA:E-300
LENSE:Agfa COLOR Multi-coated 50/f1.4
ISO100 1/320 f5.6 絞り優先AE +1.0EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

チノンのレンズはどこが作ったか。というのは謎に包まれているわけですが、チノンと富岡が近い関係にあったことは間違いないようですが、だからといってチノンのレンズが富岡製かというと…それは眉唾な部分もあるわけで。デザインに共通性があると主張する人がいますが、チノンは富岡に鏡枠を納入していた時期があって、その部分はチノン製なんだから似ているのは当たり前という見方もできるわけです。たとえばRicohFlexのレンズなんかはそういう関係です。いつまでそういう関係が続いたのかはわかりませんが、富岡関連のレンズの外側だけがチノン製であってもまったくおかしくないわけです。だから、レンズなんてデザインだけ見ても何もわからない。そこは現物と当時の資料に当たるしかないわけで。

で、何でこんなことを書くかというと、このレンズ、独特の写り方をします。端的に言って特徴がない。どのメーカーにも近くない。しかし、強い個性もない。そんな写りであるように思います。

おすすめ度:☆☆(強い個性もなく、開放はほわほわ。パープルフリンジも強く、使いこなしが非常に厳しい。できうるなら最強のルーペとして)

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