Saturday, June 24, 2006


池袋西口

CAMERA : E-300
LENSE : CARL ZEISS Planar 50/f1.8
ISO50 1/5 シャッター優先AE +0.3EV
Silkypix"AJISAI"で現像

Rollei SL35用のPlanar 50/1.8は中身はCOLOR-ULTRON 50/1.8とされる。真偽のほどはわからないが、Icarex35用のULTRONの後期型(前玉が凹ではない方のタイプ)とこのPlanar 50/1.8は同じ構成であるという。ちなみに、富岡光学が日本で製造していたRTS Planar 50/1.7はIcarex35用の凹ULTRONから前の凹を取り、一番後ろに一枚足したような構成になっている。これはRTS Planarの50/1.7も一応ツアイス系列の設計の中に出自を持つ身分にあることを示唆しているようで興味深い。RTS Planar 50/1.4はきちんとツアイス製のドイツ玉が存在するのに1.7は…というのはちょっと可哀想な偏見であるように思う。

それはさておき、このSL35 Planar 50/1.8はとにかくよく写る。開放からびしっと解像する。平面複写や薄いピントを狙う意図があるのなら良像を得るために絞る必要がない。銀塩では割と当たり前だったこのような描写がデジタルでも得られるというのは強い驚きだ。実写の結果としてこのような立派な画を得てしまうと、デジタルになると甘い写りになるようなレンズの設計は、やはり「どこか間違っている」設計だったのではないかと強く確信してしまう。きちんと作られたきちんとしたレンズであれば、銀塩デジタル問わず素直に実力を発揮する。そう思わされる一本だ。ただし、デジにつきもののパープルフリンジだけは避けようがない。室内で輝度差のないライティングを心がけるか、デジタルでちょっと修正してやるかで解決はする。

この作例に使用したものはHFT化される前の正真正銘のツアイス玉。のちにHFT化されその名もMade by Rollei Planar 50/1.8に生まれ変わるが、そうなる前のこの玉も存分な実力を発揮してくれた。

おすすめ度:☆☆☆☆(開放から使える標準レンズの王様。真に実用性を考えてMF玉を選ぶならこれがベストチョイス)

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