Friday, June 23, 2006


下板橋界隈

CAMERA : E-300
LENSE : KONICA AR HEXANON 50/f1.8
ISO 50 1/40 f1.8 +0.7EV
RawShooter essentials 2006で現像

名門コニカ最後の標準レンズ50/1.8。これはスズキカメラさんで最後期型のプラ鏡筒をたったの5Kで分けていただいたラッキーな個体。外観良好、レンズ内クリアで実力診断にはもってこいの一本。
80年代に入ってからの設計のため、やはりコントラストが高く、調子出しに苦労する。この写真も素ではとても硬く、ソフト的に目いっぱい明部のトーンを引き出してこのような仕上げにしている。時代がそういう写りを求めたのかもしれないけど、今となってはずいぶんおかしな流行があったんだなぁと思う。
レンズの描写そのものは「HEXANONってどんなレンズ?」という問いへの模範解答的写り。たしかに70年代のHEXANONもこういう「猫写」をしていた。全体的になんとなく不思議な青色が乗ってしまう部分(たとえばネコの背中)があるのだけど、これが噂に聞く青ハロってシロモノなのだろうか?そこだけが残念なものの、全体としてはとてもよく写る優等生レンズ。お散歩のお供に、ぜひ。

おすすめ度:☆☆☆(普通に写ります)

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