Sunday, August 20, 2006


晩夏の空

CAMERA : E-300
LENSE : Rollei HFT Planar 50/f1.8
ISO100 1/1000 シャッター優先AE +0.7EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

ローライのHFTレンズは1972~1973年の間に出現した。当初はZeissのオーバーコッヘン製のレンズに限られていたHFTレンズだが、追ってブランズウィックのラインに投入されることでRollei銘のレンズにもこの冠が付与されることになった。しかし、1970年に登場した非HFTレンズのHFT版は標準レンズをのぞいて数が少なく値段もお高いらしい。自分はコレクターじゃないのでその辺はよくわかりませんが。

今回取り上げたPlanarはゴム巻きのSL2000以降向けのシンガポール玉。きれいなコーティングが施されている。写りは非HFT版とそれほど違うようには思えない。もう少しコントラストが高くなると想像していたのだけれども、実際にはそんなことはなく、非常に調子の豊富な模写になった。非HFT版にあった「色が蛍光色のように載ってしまう」不思議な性格は修正されており、より使いやすい玉に仕上がっているように思えた。

おすすめ度:☆☆☆(数も多いし、値段も安いし、きれいな玉を選んで使いましょう)

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