Monday, July 24, 2006


CAMERA:Kiss-Digital-N
LENSE:ASAHI opt. Auto-Takumar 55/f2.0
ISO800 1/250 f2.0 絞り優先AE -1.0EV
Silkypix"HIMAWARI"で現像

今週は御手洗株式会社さま謹製、Kiss-Digital-N(通称KDN)さんをゲストにお迎えしています。

さて、SMC Takumarの55/1.8が開放から抜群の切れ味ということで、その先祖であるAuto-Takumar55/2を使ってみたわけですが…ぜんぜん違うレンズでした(^o^;

開放だとやはりホワホワした収差があるし、パープルフリンジもすこし出てる感じで(でもほんの少し)、どちらかというと50/1.4の写りに近いような気がします。ただ、それでもピントの立ち方は並じゃなく、なんと、KDNのファインダーでも細かいピントあわせが可能なくらいビシっと決まってくれます。実は、今日はタクマーを掲載するつもりはまったくなくて、先日取り上げたゼニタールのMC版であるMC ZENITAR-M2sというレンズで撮影をしていたのですが、これがもう、まったくピントがわからないすごい玉で。使い古された言い方を借りれば「ファインダーが壊れたのかと思った」くらい凄いピントのわからなさで、もうちょっとコントラストの高い光線条件になるまで待とうと言うことでお蔵入りになった次第でありまして、その差し替えとしてこのピントの立ち方は立派に雨傘枠の役目を果たしてくれたのではないかと思われます(長い…)

このレンズの重欠点はボケが汚い…この写真ではわかりにくいのですが、車のナンバーあたりから手前のボケ方が悲惨です。最初手ブレでもしとんのかなぁと思ったくらいで、盛大に流れまくっております。このサイズじゃちょっとわかりにくいと思いますが…

おすすめ度:☆(期待してたんだけどなぁ…ピントの立ち方は一流なので、絞って使うならとても使い易い。でも、素直にSMCT 55/1.8を使ったほうがたぶん幸せにはなれそう…)

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